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英GDP確報値、第4四半期は0.3%減 景気後退入り確認
2024年03月28日(木)16時38分
3月28日、英経済が昨年後半に景気後退(リセッション)入りしたことが確認された。写真は昨年10月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Susannah Ireland)
[ロンドン 28日 ロイター] - 英経済が昨年後半に景気後退(リセッション)入りしたことが確認された。
国立統計局(ONS)が28日発表した2023年第4・四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比0.3%減。速報値から修正はなかった。第3・四半期は0.1%減だった。
英経済は今年に入り回復の兆しが出ており、1月のGDPは前月比0.2%増だった。民間調査では2月と3月もプラス成長が続いたことが示唆されている。
ただ、新型コロナウイルス流行の影響からの回復は遅れており、GDPは19年終盤の水準から1%しか増加していない。
イングランド銀行(英中央銀行)は今年のGDPが0.25%増にとどまると予想している。
統計発表後のポンドは対ドル、対ユーロでほぼ変わらず。