コラム

「中国の感謝祭」と卵チャーハンの謎すぎる関係

2023年12月14日(木)20時20分
ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)


ポイント

蛋炒犯 蛋炒饭は卵チャーハン。「蛋炒犯」は、中国語の発音で「饭」と「犯」が同じ「ファン」であることに掛けている。風刺画は卵チャーハンが古いメディア同様、自由のない囚人になったことを示す。

毛岸英 毛沢東と2番目の妻・楊開慧の息子。8歳の時に母が国民党に殺され浮浪児となった後、共産党によってソ連に留学。赤軍に入隊しドイツ軍とポーランドで戦った。1946年に帰国。

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プロフィール

風刺画で読み解く中国の現実

<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
作家·翻訳者·コラムニスト。ホテル管理、国際貿易の仕事を経てフリーランスへ。コラムを書きながら翻訳と著書も執筆中。

<このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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