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母親が娘の部屋で目にした驚愕の光景...壁の中の「モンスター」の正体は?

Mom Makes Terrifying Discovery After Daughter Hears 'Monsters' in Walls

2024年5月8日(水)15時50分
アリス・コリンズ
(写真はイメージです) Oleg Golovnev-Shutterstock

(写真はイメージです) Oleg Golovnev-Shutterstock

<3歳娘の「モンスター」駆除は2万ドル以上の出費に>

子供はとかく想像を膨らませがちだ。しかし「モンスター」がいると8カ月も訴え続けた娘の部屋で、母親が見た光景は衝撃的だった。

【動画】母親が娘の部屋で目にした驚愕の光景...壁の中の「モンスター」の正体は?

自分の寝室にいることを怖がる3歳の娘に対して母親のアシュリー・マシス・クラスは、「壁の中のモンスター」なんていないと言い聞かせた。娘はディズニー映画『モンスターズ・インク』の大ファン。しかもいつもクローゼットを指さしていたことから、娘は映画のシーンを思い出しているに違いないとクラスは考えていた。

サリーやマイクが娘の部屋に隠れていないことは分かっていた。しかし屋根裏から出入りする蜂がいることに気付いたクラスは、害獣駆除業者を呼んで調べてもらうことにした。

ノースカロライナ州シャーロットの自宅に来た業者がミツバチの巣を発見するとは、「まさか思いもしなかった」とクラスは言う。この発見は2万ドル以上の出費につながった。

クラスは本誌にこう語っている。「問題の全容を把握して全部の蜂の居場所が分かるまでに、3週間と複数の養蜂業者を要した。娘の寝室の壁に蜂がいると業者が判断して開けてみたら、何千匹もいた」

「これまでに3回の駆除を行って蜂5万匹と45キロを超す蜂の巣やハチミツを除去した。穴をふさぐ前に2週間待って、再度確認する必要がある」

クラスはこの経験を@classashleyのハンドル名でTikTokに投稿した。最初の動画に映っているのはクローゼットを熱温度計で計測した画面。これが発見の手がかりとなった。「悪夢の原因」と名付けたこの動画はこれまでに940万回再生され、47万を超す「いいね」を集めている。

ミツバチは世界中の作物の約90%の受粉に欠かせない存在だ。大抵は木の洞や低木、廃屋などに巣を作るが、カリフォルニア大学農業天然資源学部によれば、住宅の壁の中に棲みつくこともある。もしも住宅を選んで大群が押し寄せた場合、わずか数時間から1日で巣ができる。

統計調査会社スタティスタによると、2023年はミツバチにとって史上2番目に最悪の年だった。養蜂家は2022年から2023年にかけ、コロニーの推定48%を失っている。

クラスにとって今回の出来事は衝撃的だったが、蜂が駆除されるのを見て安堵した。娘は「モンスターを見つけてもらって」喜んでいるといい、自分の部屋が普通に戻るのを心待ちにしている。

今、クラスは家の隅々まで点検して、もうこれ以上蜂の巣がないことを確認している。この問題に保険が適用されず、費用は自己負担しなければならないことも分かり、SNSを通じて点検を呼びかけた。

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